畑山歯科医院の畑山敬秀です。
最近、子どもさんの患者様がよく来られます。5月6月と歯科検診が行われている学校が多く、検診結果の用紙を持って保護者の方と来院されます。
どのようなチェックを受けているかというと、初期虫歯や歯肉炎、かみ合わせの問題などです。
歯の衛生週間ということで、保育園や幼稚園でも歯磨きについての意識を高めるため、様々な指導が行われています。小さい時は保護者の方が磨いてあげ、徐々に自分で磨くよう促していきますが、しばらくはきちんと磨けているかチェックし、また磨き残しがあるようでしたら手伝ってあげてください。初期の虫歯は痛みがなく、特に子どもさんは自分では気づきにくいので、時々見てあげることが大切です。
痛くなってから気づく虫歯は症状が進行している状態で、歯を削って治療したり、もっとひどくなると神経をとったり歯を抜いてしまうこともあります。乳歯だといずれ永久歯が生えてきますが、永久歯が虫歯になるとそれ以上新しい歯が生えることはありません。一度削ってしまうと元の健康な歯には戻りません。お子様の歯を長く健康に保つためには、保護者の方がしっかり管理してあげることが大切です。
歯肉炎でチェックを受けるお子さんも多くいます。歯肉炎は、磨き残しがあるために歯茎が炎症をおこしている状態です。
当院ではお子さんにも歯磨き指導をしていますので、早いうちに正しい磨き方を学んでほしいと思っています
かみ合わせのお話はまた別の機会に。
# by hatayama8241 | 2010-06-09 19:30 | 歯科